コンサル業界にいて思うこと(5)-自前オフィスかシェアオフィスか
前回、サブコンのお話を書きました。 今回はそれにちょっとだけ関連してオフィス話を。 いわゆるサブコンと呼ばれるコンサル会社の多くがシェアオフィスや社長の自宅を本社としています。 うちの会社も最初の本店登記は私の自宅でした。 会社を設立したのが44歳と出遅れてしまったこともあり、年齢的(体力的)にも自分がコンサルとして働き続けるのはキツイなぁ → 社員を雇って楽をしたいなぁ(笑)、という流れで採用を考えることに。 で、オフィス借りなきゃなぁ、となりまして。 というわけで、狭いながらも新橋の新築ビルを借りることにしました。 が・・・。 そこで「保証金」という壁にぶち当たります。 オーナーさんとの交渉の結果、保証会社を使うことで保証金を回避できまして、無事に自前のオフィスを借りることができました。 が・・・なにぶん新橋の飲み屋街のどまんなかwww で、入居直後から次のオフィスを探すことに。 当時は東雲に住んでいたので湾岸地帯で探すことに。 候補はTFT、テレコムセンター、TOC有明。 で、築12年とそこそこ古くもないタワービルということでTOC有明に。 ここでは保証金の壁に加え、内装工事費という壁が立ちはだかりました。 あ、その前に入居者審査という大きな壁がw なにせその頃は資本金10万円www それがオータニさんの子会社のTOCに挑むという暴挙。 無事審査は通ったのですが、資本金10万円の会社が入居というのはTOC有明入居者の最低資本金記録を未だに保持しているようですw 入居できるようになったのはいいんですが、保証金12ヶ月分と内装工事費で1千万以上お金が飛んでいきました。 吹けば・・・風が吹かなくても飛んでいきそうな会社としては相当な暴挙ですw そしてその後は増床に伴い保証金と内装工事費が飛んでいき、現状では保証金だけで数千万円を差し入れてます。 とはいえ、ちゃんとしたタワービルにちゃんとしたオフィスを構えたおかげもあってか順調に採用もできましたので、十分に回収できたのではないかと思います。 昭和の人間の私としては、シェアオフィスに入ってるコンサル会社に入社したいかと問われれば絶対に入社しません。 ※WeWork的なところでどかーんと専用エリアを借りる、などは別ですが。 シェアオフィスはどこまでいっても「シェア」してるものであって「自分の会社のオフィス」感が足りないような気がします。 例えるなら、自宅とホテル、の違いでしょうか。 それに加え、平成な方たちの親御さんは昭和世代ですので、「自社のオフィスもないところに転職するとか大丈夫?」とうっすら反対するような気がしています。 はい、娘たちからシェアオフィスの会社に就職すると言われれば絶対に反対しますw 業績が芳しくない時は「オフィス賃料払うために働いてるなぁ」と思うこともありましたがw、経営者としての覚悟が生まれたのも事実かなぁ、と。 社員たちの生活を守り、良くしていくのは当然のこととして、自分と社員たちの心理的・物理的な「城」を守ることもその三歩手前くらいには大事なのではないかと思います。 そして、そのような意識が持てない方はうちの会社にはフィットしないのではないかと思います。 「オフィス賃料なんて無駄金じゃないっすか。賃料分は給料とか賞与に回してくださいよ」とかいう人は絶対的にうちにフィットしません。 というわけで、会社の組織風土を明確化する上でも、オフィスをシェアオフィスにするか自前オフィスにするかというのは重要な分岐点となる気がしています。

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