診療報酬
- fukushima72
- 10月15日
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医療法人社団三峰会は、佐世保で腎泌尿器科のあじさいクリニックを運営しています。 そこで思うのが・・・。 診療報酬安くないですか?????????? ※勢いで「?」が大量に・・・。 なにをどう考えても、「ナチュラル」にブラックだったころが基準になってるような気がします。 例えばですが、診察前後の清掃や診察準備、休憩時間に診察が食い込んだ時、など一昔前は「サービス」で看護師さんや医療事務の方がやってた業務にも今の御時世給与が発生します。 そして、看護師さんや医療事務の方もそれを当然のこととして時間外給与を請求します。 当たり前のことですのでそれは全然問題ないですし、むしろ、サービスでやられても法人としては困ります。 が、そういった御時世になっているにも関わらず、診療報酬は上がらず。 医師だけでクリニックが回ると思ってるんでしょうか・・・。 看護師さん、医療事務さんがいて初めて成立していますし、その方たちの人件費は上がる一方なんですが、全然考慮されてない気がしています。 一方、総合病院は総合病院で昨今の働き方改革・・・単にブラックじゃなくなっただけですが・・・で外来を極力減らす方向に。 国として診療報酬の総額を上げるのはナンセンスですが、医療の在り方自体を変えなければ、医療従事者、本当に治療を必要としている患者、納税者が共倒れになってしまうんではないかと。 現状、大して治療を必要としていない高齢者であっても大事な「客」としていかに集客するか腐心しているクリニックが多いかと思います。 そして、現場は疲弊してしまう・・・。 ここらで診療報酬の体系自体を見直さないと、医療従事者は減る一方かと思います。 医師にしても世間で言うほど収入は多くありません・・・というよりも、大学受験時点での偏差値の並びで言うと圧倒的に低収入です。 と、今回は医療法人の理事としてのぼやきでした。

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