うちの会社にとってのFA業務
- fukushima72
- 9月19日
- 読了時間: 2分
更新日:10月16日
先日はうちの社員にこのブログが見つかってしまいましたが、父親と長女にも見つかってしまうという事態に・・・(笑)。 が、これまた変わらずにいろいろと書いていきます。 M&AでのFA業務、ぼちぼちやってますが、未だに業務範囲がよく分かってません(笑)。 ChatGPTパイセンに聞くと、まぁ確かにね、という内容を教えてくれますが、毎回ケースバイケースなのがFA屋のツラいところです。 うちの会社の場合、売手さんのFAがほとんどなんですが、買手さんによって業務範囲とDDでのツッコミの厳しさが変わってきます。 - 買手さんが上場企業か非上場企業か ※この中間に上場準備中の企業という難易度高めのパターンが・・・ - 買手さんのM&A担当部署の体制が整っているかそうでないか - 買収原資が手元資金か金融機関からの借入か - 買手さんのFAがFA専門の企業か「個別の弁護士さん+会計士さん」のセットなのか などなど。 売手さん側のFAやってると、DDでいろいろツッコまれ資料を要求され、それに耐えながらひたすら打ち返す、という耐え忍ぶツラい立場だなぁ、と嘆くことも多いんですが・・・。 買手さん側のFAというのも大変だなぁ、と最近しみじみと思うようになってきました。 というのも、売手側のFAもですが、買手さん側のFAもディールをどうまとめるか、苦心しながらDDを進めているわけです。 だからこそ、ではありますが、DDも終盤に差し掛かると買手さん側のM&A担当部署の方やFAさんとは「戦友」のような雰囲気が醸し出されることが多く。 そして、ディールが無事完了し、関係者全員が笑顔になる瞬間を迎える楽しさ。 この瞬間を味わいたくてFA業務をやっていると言っても過言ではない感じです。 コンサルティングの場合、世の中で言うところの「PDCA」(この言葉自体好きではないのですが)の、P、PD、PDC、C、CA、PDCA全体といった様々なパターンで携わります。 そのいずれの場合も、ビジネスプロセスを回していくための営みである限り、「完了」という概念とはあまり縁が無く。 その意味において、カタルシスを得ることができるFA業務は、コンサル屋が本業であるうちの会社においては一服の清涼剤なのかもしれません。

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